弘前ねぷたのぽち袋
津軽の夏を彩る「弘前ねぷた祭り」(毎年8/1〜7)
三国志や水滸伝などの武者絵を題材にした大小約80台の山車が町を練り歩く夏祭りです。
実は「青森ねぶた」は戦から帰った凱旋の祭りで、賑やかな換気の表現なのに対して、
「弘前ねぷた」は戦絵の出陣祭りなので、どこか厳かで力強く、情緒ある祭り。
山車の形は扇型で、表側「鏡絵」には勇壮な武者絵(血しぶきドロドロ)が描かれ、
裏側の「見送り絵」には、妖艶な美女などが描かれます。
毎年団体ごとに題材を決め、ねぷた絵師の創意工夫を凝らした絵を楽しむのも弘前ねぷた祭りの醍醐味のひとつ。
行く夏を惜しむかのように、余韻を残し、城下町をゆるりと行き過ぎていくさまは風情たっぷりです。
「弘前ねぷた」は、主に町会ごとに会員たちが手作りしています。
夏が近づくと、煌々と明かりが灯るねぷた小屋では遅くまで作業が行われ、
そのそばで子どもたちが増えや太鼓などのお囃子の練習を行います。
夕闇が迫る頃、あちこちから聞こえてくるお囃子の音色は、津軽の夏の訪れを感じさせてくれる風物詩です。
祭りが終わるとフレームからねぷた絵をはぎ取り、絵師に返したり、
近くの居酒屋に寄贈したり、必要な分は会員に譲ります。
しかし、それでも余った分は処分されてしまいます。
カサイコではそうしたねぷた絵を譲り受けてぽち袋にしています。
「東地区町会連合会ねぷた」のねぷたを使用しています。
祭り期間中、沿道の歓声やまつりびとの熱気、
時には雨や風にさらされたねぷた絵は、
仕事を成し遂げたもの特有の「力」を持っています。
決して新品のものでは表現できない独特の質感と味わい。
絵師によって下書きのえんぴつ線があったり無かったり、あえてロウ描きをしていない絵もあったり、
和紙の質感や線の躍動感を間近に触れることで、実際の祭りの見え方も変わってきます。一枚ずつ丁寧に切り取り、糊付けしています。
そうして出来上がったぽち袋。
小さなプロダクトの向こうに見える祭りの賑わいと、祭りから生まれた一期一会の色のかけら。
お土産にしたり、毎年コレクションしたり、さまざまにお使いいただけます。
ロウ描きの部分は光を通し半透明になっていて、手触りも違います。
2020年
今年はねぷた祭り自体が中止になりましたが、
東地区町会連合会ねぷたは 「自粛ねぷた」というカタチで
コロナ退散無病息災をテーマに小さな人形型のねぷたを制作し、町内を練り歩きました。
沿道には涙を流し喜ぶ観客の姿も・・・・2020年の様子はこちらからご覧ください。
今年は数量 超限定でポチ袋を制作いたしました。詳しくはお問合せください。
類似品にご注意ください。
弘前ねぷたのぽち袋
大(お札そのまま) | 1枚入 300円 |
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中(お札三つ折) | 1枚入り 250円 |
小(小銭サイズ) | 3枚入り 420円 |
価格は全て税抜き
弘前ねぷたのぽち袋 お取り扱い店
青森市 A-factory
弘前市 CASAICO
仙台市 東北スタンダードマーケット(仙台パルコ2)
仙台市 杜間道ギャラリー
東京 密買東京