exhibition 2014.04.21 更新
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千田玲子 陶展 「心を容れる器」
会期 | 014年6/21(土)~7/6(日) |
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時間 | 11:00~19:00 |
休日・料金 | お休み:火曜日/入場無料 |
宮城県在住の陶芸家千田玲子さんの作品をご説明するときに、
お客様から「石ですか?」 「いえ、違います、陶器です。」
というやり取りをする場合があります。
粘土のカタマリを叩き、くり貫いて造形してゆくその制作方法は、
自然の力強さと美しさを感じさせるシャープな形を生み出します。
そしてごくごくうっすらと釉薬というお化粧を施します。
土の声に耳をかたむけ形が生み出され、
土本来の素肌感を大切に制作する。
植木鉢のような植物のための器は、植物を理解し植物のために制作し、テーブルウエアは使う人を想い容れるものを想像し使いやすさにこだわり制作する。
千田玲子さんの作品は力強くどこまでも謙虚でやさしい佇まい。
時には何万年もの間そこでじっとしている石のように、
時には人工物が風化してゆく様のように、
瑞々しい緑をそっと生ければそれは壮大な景色を想像させる。
どうぞ、青森初個展、千田玲子さんの世界をお楽しみください。
今からの時期にぴったりの植木鉢や食器などを販売いたします。
千田玲子 SENDA Reiko
経歴
1960 東京都生まれ
1983 日本女子大学卒業
1986 アトリエ飛行船陶芸研究所(’91~’96講師)
1997 東京・三鷹にアトリエ設立 (‘97~’05 代表)
2005 仙台にアトリエ移設
2008 宮城県芸術協会 会員
主な展示会
京都野外陶芸展(京都)’94
ギャラリーいく李(銀座 東京)’94
ギャラリーアリエス(京橋 東京)’94
ギャラリーなつか(銀座 東京)’96
ギャラリー藍(久我山 東京) ’99/01/03/06/08
ギャラリー愚怜(本郷 東京) ’01/02/04~08
器一客(大阪)’03 器一客(青山 東京) ’03/05/07
ギャラリーまある(恵比寿 東京)’04
「Japanese soul」Ten Duinen / Casino koksijde (ベルギー) ‘06
「花展」BALS STORE unwrap(中目黒 東京) ‘06
あんず舎(奈良)’06
キョインギャラリー(ソウル 韓国) ’06
ギャラリー杜間道(仙台)’06 ‘07
古民家ギャラリー風の蔵(山形)’07/08
受賞歴
朝日陶芸展 ‘92/99/00/01
陶芸ビエンナーレ展‘93
草月花の器ビエンナーレ 佳作‘93
酒の器展‘00/02
伊丹クラフト展‘02
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