弘前ねぷたのひらき牡丹

exhibition 2020.07.07 更新

企画67「弘前ねぷたのひらき牡丹」

会期2020年7/31(金)~8/5(水)
時間10:00~16:00
休日・料金会期中無休/入場無料

名人 竹森節堂は、開きの牡丹模様のロウ描きから始めた。
それは手首を慣らして鏡絵・見送り絵に備えるためであり、
その年の夏の一筆目を待つのは、いつも牡丹であった…

扇との美しい調和を奏でる「開き」部分には、明治の頃から牡丹模様が描かれるようになった。
この牡丹は津軽家の紋章をモチーフにしている事はご存じだろうか。
牡丹にも様々な構図があり、余白の点描は均一でない方が良いとされるが
絵師それぞれの想いや歴史は十人十色で、遊び心がまた楽しい。
本展示は、各団体の牡丹模様の違いを楽しみ、歴史や見どころが沢山あることを伝え
そこから改めてねぷた全体を見るとまたいつもと違った見え方になるのではないかと思い企画した。

沿道の声援や祭り人の熱気に包まれる夏。
今年はいつもと違った切り口から、ねぷたを楽しみましょう!

夏の特別企画展

ページ上部へ戻る