exhibition 2021.09.08 更新

74 生誕100年記念 藤田清正漆芸展

会期2021.10/2(土)~10/11(月)
時間11:00~17:00
休日・料金会期中無休/入場無料

「漆の仕事は天職」と語っていた父。
津軽の塗りを見つめ続け、多くの作品と600枚に及ぶ見本手板を残しました。
生誕100年を迎え、漆液に魅せられた父の半生を遺作と共に振り返ってみたいと思います。
<漆芸家 藤田正堂>

「津軽塗」とは何か、「漆」とは何か。
弘前生まれの藤田清正は生涯その問いに挑んだ。
戦後、青森県工業試験場の一員として津軽塗の歴史を調査し他の漆塗技法と比較、実験を繰り返し、その研究成果を膨大な数の手板に残している。
退職後はひとりの漆芸家として、新しい漆塗りに挑み数々の賞を受賞した。
津軽塗研究者と漆芸家、二つの道を生きた藤田氏が残したものは、いま私たちに改めて「津軽塗」とは何かを問いかけてきます。
藤田清正生誕100年とgalleryCASAICO10周年にあたり、本展では約600枚の手板と、作品50点を展示、一部販売いたします。
ぜひご来場、ご高覧いただければ幸いです。
<ギャラリーカサイコ>

藤田清正 FUJITA Kiyomasa

大正10年 弘前市に生まれる
昭和10年 県補修学校 木材工芸科修了
22年 県工業試験場 漆工課に奉職
32年 県展 特選受賞(以後3年連続)
36年 県展運営委員を委嘱される(以後2年間)
53年 県工業試験場漆工課研究管理員となる
57年 県工業試験場漆工課退職
以後12年間県漆工技術アドバイザーを委嘱される
平成 3年 91’ジャパンデザインコンペ石川で銀賞受賞
弘前市で初個展
4年 92’高岡クラフトコンペで奨励賞受賞
6年 第30回キワニス賞受賞
9年 喜寿を記念して弘前市で個展
13年 傘寿を記念して青森市で個展
17年 9月19日 死去(84歳)

 

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